情報通信
株式会社インターネットイニシアティブ
販売パートナー向けポータルを Dynamics 365 の標準機能のみで構築。販売パートナーとの双方向の情報共有を活性化
インターネット接続サービスで知られる株式会社インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は、さらなる成長のため 2016 年度に掲げた 5 か年中期経営計画でパートナーによる販売ネットワークの強化を盛り込んでいます。約 700 社の販売パートナーと提携する IIJ にとって販売パートナーへの情報共有や販売パートナーからのパイプライン共有の効率化は重要課題でしたが、IIJ はそれを解決するために販売パートナー向けポータル「IIJ Partner Portal」を開設しました。
パートナーポータルを介して情報提供を行うようになったことで、それまでは営業担当ごとに属人化していた販売パートナーとのコミュニケーションにおいて情報共有の漏れがなくなったりサポートの平準化がされたりといったメリットが生まれ、IIJ から販売パートナーに対する情報提供の質が上昇しました。
さらに販売パートナーから IIJ に対しての商談情報共有の面でもコミュニケーションが活性化。パートナーポータル上の商談データをリアルタイムに Excel で分析できるなど、IIJ 社内での状況把握も容易になりました。
「IIJ Partner Portal」はマイクロソフトの Dynamics 365 とその最新機能である Portal Add-On に、IIJ の ID 管理サービスである IIJ IDサービスを組み合わせ、JBS が構築し完成しました。スクラッチ開発は行わず、製品の標準機能のみで構築が完了したことも迅速なリリースの一因となっています。
株式会社インターネットイニシアティブ マイクロソフト導入事例
2017.06.29公開
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