JBS ショーケース

日本ビジネスシステムズ株式会社

最適な仮想化環境を自ら構築。マルチベンダーで構築した基盤で、セキュリティを確保しつつも管理工数を削減

VMware、Dell EMC、Trend Micro 製品を用いたVDI 環境構築事例

JBS が従来社員に貸与していた FAT タイプのクライアント端末は、紛失や盗難による情報漏えいやウイルス感染などのセキュリティリスクがつきものでした。また端末の運用管理にも膨大なリソースが割かれており、管理工数の軽減が求められていました。

これらの課題を解決するために、JBS では「VMware Horizon」と「VMware NSX」による仮想化基盤を用いた VDI の社内導入プロジェクトに着手。VDI 用ストレージには、段階的な VDI 環境の導入に柔軟に対応できるスケーラビリティの高さをもつ EMC の「EMC XtremIO」「EMC Isilon」を採用し、FAT クライアントと同等のレスポンスを実現しました。さらにセキュリティ面では、VMware NSX と連携することによってウイルスに感染したクライアントを自動的に隔離できるトレンドマイクロの「Deep Security」を導入し、セキュリティ確保のための運用工数を大幅に削減することにも成功しました。

3社の製品をうまく組み合わせて構築した VDI 環境は、かねてよりの課題であったセキュリティ強化・運用負荷軽減に、大きな改善をもたらしました。VDI 構成ではローカル PC 内にデータを持たないため、万一端末の紛失や盗難が発生した場合にも情報漏えいのリスクを最小限に抑えることができます。導入後の PC セットアップやセキュリティインシデント発生時のリカバリ対応等にかかっていた工数は削減され、導入後約 3年で投資回収ができる見込みです。

また、グループ 2,000名分の VDI 化を実施することによって、お客さまに対しても実体験に基づいた説得力のある提案ができるようになり、社内 VDI 環境をお客さまへショールームとしてお見せすることも可能になりました。

JBS は今後も、こうした自社導入を含めた豊富な実績をもとに、お客さまに最適な VDI 環境の構築をお手伝いします。

2016.11.08公開

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