Generative AI(生成 AI)Azure OpenAI Service - AIのアシストで日々業務を効率化
ソリューショントップへ
アイプリシティチャット Powered by ChatGPT API
機密情報の保護と効率向上を追求した、企業で安心して使えるチャット AI アシスタントツールを紹介します。
「アイプリシティチャット Powered by ChatGPT API」は、Microsoft Azure のクラウドサービスで提供されている OpenAI Service を利用し、社内で安全に ChatGPT のようなチャット AI アシスタントサービスを展開できます。
企業における ChatGPT 導入の課題
継続的なアップデート
アイプリシティチャットのアップデートで企業ニーズに応える!
マイクロソフトから続々とリリースされる生成 AI の最新機能を日本の企業の皆さまに安心してご利用いただけるよう継続的に機能を強化しています。
GPT モデル
最新の GPT-4o、GPT-4o mini が利用可能になりました。
管理機能
ユーザーインターフェースのカスタマイズ、ユーザーの管理、チャットデータの確認など、企業での利用における管理者向けの機能を提供しています。
Microsoft Teams との連携(オプション)
Microsoft Teams からアイプリシティチャットとチャット連携する機能の追加です。
保守サービス、サポートメニューの拡充
料金には初年度のアプリケーション保守サービスが含まれています。2年目以降も 1年単位でご契約いただけます。
「アイプリシティ コンシェルジュ Powered by ChatGPT API」サービス登場!
社内にすでにある様々なドキュメントファイルを指定場所に格納することで、アイプリシティ コンシェルジュ Powered by ChatGPT API(以下、アイプリシティ コンシェルジュ)に問い合わせるだけで、必要な情報を入手できます。経営情報、人事情報、一般情報など権限に応じてアイプリシティ チャットから回答を得ることができます。
- アイプリシティ コンシェルジュ利用の場合、「アイプリシティ チャット」が別途必要になります。
サービスメリット
アイプリシティ コンシェルジュは、既存のデータをそのまま利用でき、AI や RAG(Retrieval Augmented Generation:検索拡張生成)の知識が不要なため簡単に使えます。 また、個別開発の時間と費用を節約し、早期導入可能です。
- 今あるデータが使える
-
新たにデータを作成したり、加工、成型に時間をかけることなく、イントラネットやファイルサーバーで公開されているデータをそのまま使えます。
- 簡単に使える
-
AI や RAG のむずかしい知識は必要なく、フォルダにドキュメントファイルを格納するだけで利用できます。
- 早期に導入できる
-
Microsoft Azure の環境があれば本サービスの構築作業は最短 1日、アイプリシティチャットの導入とあわせても 2日で環境を構築できます。
「アイプリシティチャット Power by ChatGPT API」 の技術基盤
ChatGPT とは
ChatGPT は、AI ベースのチャットボットで、自然言語処理と機械学習技術を使い、人間のような文章を生成することができまず。
学習にはインターネット上のテキストデータや画像、音楽などのコンテンツを利用し、文章作成や翻訳、要約など様々なタスクが可能です。
API を介して利用可能で、パソコン版やスマホアプリ版も存在します。ただし情報の正確性や著作権侵害に注意が必要で、利用には特徴と限界を理解することが重要です。
Azure OpenAI Service とは
Azure OpenAI Serviceは、Microsoft Azure 上で利用できる OpenAI の AI 言語モデルのクラウドサービスです。
自然言語処理による質疑応答、翻訳、画像生成などさまざまなタスクを実行できます。セキュリティや管理機能に優れ、不正確なコンテンツ生成を防ぐ対策もあります。
自然言語処理能力が高く、幅広い用途に活用できるが、情報の正確性や著作権侵害、情報漏洩のリスクに留意する必要があり、特徴と制約を理解して適切に活用することが重要です。
Generative AI(生成 AI)とは
生成 AI は、学習データから新たなテキスト、画像、音声などを生成する AI モデルであり、パターンやルールを識別して最適な情報を出力します。主な種類は画像生成、テキスト生成、動画生成、音声生成であり、使用される技術には VAE、GAN、拡散モデル、GPT-3、PaLM 2、Llama 2 などがあります。生成 AI は高度な自然言語処理能力と創造性を持ち、幅広い用途に利用できるが、情報の正確性や著作権侵害、情報漏洩のリスクに留意する必要があり特徴と制約を理解して適切に活用することが重要です。
「アイプリシティ チャット Powered by ChatGPT API」に関するお知らせ
2023.09.07
「アイプリシティ チャット」は、東日本リージョンでの構成、GPT-4 対応、管理機能の提供、Microsoft Teams 連携、1年間の保守サービスなど、サービス内容を拡充します。2023年10月からのサービス提供開始を予定しています。
Generative AI(生成 AI)とは
Generative AI(生成 AI)とは、与えられたインプットに基づき、文章、画像、音声、プログラム等、新たなコンテンツを生成することができる人工知能です。
Azure OpenAI Service とは
OpenAI は、 AGI(Artificial General Intelligence:汎用人工知能)の実現を目指して、AI の開発をしている研究機関で、Generative AI(生成 AI)の分野においては、ChatGPTで話題の GPT-4、GPT-3 や DALL・E 等の AI モデルを開発しています。これを Microsoft Azure 上で PaaS として提供しているのが「Azure OpenAI Service」です。Azure OpenAI Service は、可用性やセキュリティ、サポート契約の充実、日本の法律に準拠できるというメリットがあります。
ChatGPT とは
ChatGPT は、OpenAI が提供するチャットボットです。
その特徴は、自然な対話を実現することができる点です。会話の流れを理解するための文脈の理解能力も高く、人間と自然にコミュニケーションを行うことができます。
OpenAI の ChatGPT で採用されている AI モデルは、Web サイトから収集された膨大かつ多様なテキストデータを学習した非常に巨大な自然言語モデルであることに加え、会話として自然になるよう人間のフィードバックに基づいた強化学習が行われているため、日常の会話や質問に対して人間にとって自然に感じるように返答する能力が高いとされています。
Azure OpenAI Service の AI モデル では、企業のセキュリティやコンプライアンスなどのニーズに対応し、エンタープライズ向けのアプリケーションやサービスに対して特に適しています。
-
AI モデルのトレーニングに利用されることで情報漏洩につながる可能性があります。
※ オプトアウトするオプションもあります。
-
※ 不正使用や有害なコンテンツ生成の防止 のため、チャットのデータはマイクロソフトに 30日間保持され監査される仕組みがあります。このデータは AI モデルのトレーニングには使用されません。
アイプリシティ チャット Powered by ChatGPT API
JBS では、上記の企業の課題を解決するために、Microsoft Azure のクラウドサービスで提供されている OpenAI Service を利用し社内で安全に ChatGPT のようなチャット AI アシスタントサービスを展開できる「アイプリシティ チャット Powered by ChatGPT API」を提供しています。このソリューションは、お客さまが迅速かつ安心して社内に 当該サービスを導入できるよう伴走型の「導入支援コンサルティング」と、すぐに利用を開始したい企業のために、JBS 社内で既に利用して実績のあるアプリケーション「アイプリシティ チャット」から構成されていて、お客さまの課題に合わせて必要な機能を提供します。
-
・専用画面を提供、UI のカラー設定と企業ロゴを挿入できます。
・個人チャットデータは、左側ペインで履歴管理されます。
(画面イメージは変更になる場合があります)
チャット AI アシスタントサービスのロードマップ
アイプリシティ チャット Ver1 にエンタープライズならではの管理系の機能やユーザー向けの機能拡張を施したものをアイプリシティ チャット Ver2 として提供することを計画しています。
また、お客さまから要望の多い、チャットによる社内ナレッジ検索の実現に向けて PoC の支援をしながら、実装の知見を集約し、将来的にはナレッジベース用に QA のデータの組み合わせを作らなくても、業務上作成されたデータを元にチャットボットが回答を生成する、自動生成型のナレッジ検索システム「アイプリシティ サーチ(仮)」の提供を計画しています。
また、2024年以降にアイプリシティ チャットとアイプリシティ サーチ(仮)の統合も視野にいれています。
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JBS、「マイクロソフト パートナー オブ ザ イヤー」 4冠達成、12年連続受賞
~生成 AI、財務管理、電話・会議システムの DX、および Surface デバイス カテゴリ~
2024/07/31
プレスリリース日本ビジネスシステムズ株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:牧田幸弘、以下「JBS」、証券コード:5036 )は、日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、以下、日本マイクロソフト)が主催する 「マイクロソフト パートナー オブ ザ イヤー 2024」 において、「Copilot」、「Dynamics 365 Finance」、「Converged Communications」の 3部門にてアワードを受賞し、連続受賞記録を 12年に更新しました。また、Microsoft Corporation が主催する「Surface Partner Award 2024」において「Surface+ Partner of the Year」を受賞しました。
カテゴリごとの主な評価ポイント
- Copilot:企業の生成 AI の活用に関して早期にサポート体制を構築
- Dynamics 365 Finance:マイクロソフトクラウドソリューションを活用し企業の財務管理改善に貢献
- Converged Communications:電話や会議システムの DX により企業のワークスタイル変革に貢献
- Surface:Surface デバイス を始めとするマイクロソフトソリューションの組み合わせにより企業のデバイス DX に貢献
マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤーは、マイクロソフトパートナーネットワーク参加パートナー企業を対象とし、55 分野のアワードにおいて優れた実績をおさめたパートナー企業を選出するものです。 また、Surface Partner Award は、マイクロソフトのワールドワイド フィールド、パートナーの地域リーダー、およびマイクロソフトのコーポレート SE&O チームによってマイクロソフト社員が直接ノミネーションし、マイクロソフトソリューションを提供する Surface パートナーを選出するものです。
JBS 受賞経緯
今回の受賞理由は以下の通りです。
Copilot アワード(生成 AI)
生成 AI を活用した企業の生産性革命に寄与するサービス「Copilot NAVI」の提供など、「Microsoft Copilot for Microsoft 365」を先行して検証した結果を顧客向けのサービスとしていち早く展開し、企業における生成 AI の徹底的な活用と定着化の支援を行った。また「Viva Insights」を用いて生成 AI 導入の効果測定を日本で初めて実証し、企業が「Copilot」を採用する際に必要とする定量効果を導き出すサポート体制を整えた。
Dynamics 365 Finance アワード(財務管理)
「Dynamics 365」「Power Platform」「Azure」を組み合わせ、マイクロソフトクラウドソリューションで ERP と CRM を展開でき、また日本では数が少ない「Dynamics 365 Project Operations」の導入実績が複数あること。この他、製造業のお客さまの財務システムを「Dynamics 365 Finance」へリプレースした案件など、企業の財務管理において効率化と意思決定のスピード改善に貢献した。
Converged Communications アワード(電話・会議システムのDX)
製造業を中心とした企業や公共機関において、電話や会議システムの DX を実現し、コスト削減や利便性向上、セキュリティ強化と、ユーザーのワークスタイル変革に貢献した。数十に及ぶ多拠点既存 PBX(※1)との連携を実現しつつ、クラウド PBX へのスムーズな移行を実現した。Teams Rooms Device を活用した会議システムによる、新しい会議の進め方を提案、導入。JBS が運営する「Microsoft Base 虎ノ門」では「Teams Rooms / Teams 電話」を体験できる環境を提供し、企業のシステム導入に対する意志決定を後押しした。
- 1 PBX、電話交換機を指す。Private Branch eXchange の略。
Surface+ Partner of the Year
Surface Modern Solutions Program を修了した認定パートナーとして、Surface PC や Surface Hub を 「Microsoft 365」、「Windows Autopilot」、DaaS、その他の最新の展開手法などマイクロソフトの最新のソリューションと組み合わせることで、企業のデバイスの DX 化に貢献した。特に、「Windows 11」への移行に向けた PC キッティングの独自サービスを展開した結果、「Windows Autopilot」展開が全体販売台数の 54%、「Microsoft Intune」併用率も全体の 74%に上り、また「Microsoft 365」ソリューションのクロスセル比率も高く、評価された。
この度の受賞に関して、日本マイクロソフトよりエンドースメントをいただいております。
日頃より日本マイクロソフトとのビジネスを推進いただき、心より御礼申し上げます。 この度は、JBS 様が示された卓越した成果に深く感謝し、「マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2024」<Copilot><Dynamics 365 Finance><Converged Communications>の計 3カテゴリに加えて、Surface+ Partner of the Year 2024 を贈呈することになりました。JBS 様は多岐にわたるマイクロソフト製品の包括的なご知見を持ち、多くのお客さまを支援されてきております。昨年はマイクロソフトとしても AI に関連する製品を多くリリースしましたが、JBS 様におかれましては、特に「Microsoft Copilot for Microsoft 365」において、いち早く自社での活用を進め、蓄積されたナレッジをリアルタイムでお客さまへ展開されました。(実際に、「Microsoft Copilot for Microsoft 365」の一般提供開始と同時にリリースされた支援サービス「Copilot NAVI」は既に 100社の顧客に導入されており、多くのお客さまにとって必要不可欠なサービスであることは間違いありません。) 「Microsoft Copilot for Microsoft 365」へのお客さまからの関心が特に高い日本市場において、圧倒的なスピードでエンタープライズを中心としたお客さまへの導入・利活用推進をリードいただき、感謝申し上げます。加えて、「Dynamics 365 Finance」の導入を通じた製造業のお客さまへのビジネス改革、クラウド製品のみならず「Microsoft Teams Rooms」や Teams 電話を中心としたデバイスと一体となったお客さまの業務生産性改善、そして、「Microsoft Surface」においても「Windows 10」サポート終了に向けて「Windows 11」への移行を検討している顧客をターゲットにし、「マスターイメージレス」な PC キッティングを実現する「Windows Autopilot」と「Microsoft Intune」を活用した自社の独自サービスの提案をいただきました。 今後マイクロソフトがすべての製品に生成 AI を搭載していく中、JBS 様がお客さまにマイクロソフトのクラウド製品、そして AI に適合したハードウエアとのコラボレーションによってクラウドが生み出す新たな価値を提供されることを期待します。引き続き、日本マイクロソフトは JBS 様と緊密に協力し、お客さまの AI トランスフォーメーションを推進していく所存です。
日本マイクロソフト株式会社
執行役員 常務 パートナー事業本部長
浅野 智
今後も JBS は、マイクロソフトをはじめとするパートナーとの強⼒な連携を通じて、技術⾰新がもたらす企業・社会の持続的成⻑に貢献できる存在を⽬指してまいります。
参考情報
- 記載された会社名およびロゴ、製品名などは該当する各社の登録商標または商標です。
- 本リリースのすべての内容は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。また、様々な事由・背景により、一部または全部が変更、キャンセル、実現困難となる場合があります。予めご了承下さい。
JBS、生成 AI で精度の高い回答が得られる約150種類のプロンプトテンプレートを提供
~「生成 AI プロンプトアシスタント」 Web 版をリリース~
2024/07/09
プレスリリース日本ビジネスシステムズ株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:牧田幸弘、以下「JBS」、証券コード:5036)は、「Microsoft Copilot for Microsoft 365(以下、Copilot for Microsoft 365)」などの生成 AI のユーザー向けに、誰でも精度の高い回答を得られるプロンプト(生成 AI を使用する際に入力する指示・質問)のテンプレートを提供する「生成 AI プロンプトアシスタント」 Web 版をリリースしました。
「生成 AI プロンプトアシスタント」のメリット
このサービスは Web ブラウザー上で動作するアプリケーションです。業務において「Copilot for Microsoft 365」や ChatGPT などの生成 AI を活用する際、その回答の精度を最大限に高められるよう最適化された約 150種類のプロンプトテンプレートを提供します。これまでの「Copilot for Microsoft 365」活用定着化支援等を通し、生成 AI を使ってはみたが、プロンプトの書き方が不慣れであるがゆえに期待する回答を得られず、活用を諦めてしまうユーザーが多いことが分かってきました。この「生成 AI プロンプトアシスタント」を使えば、生成 AI の初心者であっても、プロンプティングを学んだり、時間をかけて考えたりすることなく、誰でも簡単に精度の高いアウトプットを得られるため、生成 AI の活用定着化と生産性向上につながります。
「生成 AI プロンプトアシスタント」の特徴
- プロンプトエンジニアが技術検証を重ねて開発したプロンプトテンプレートを約 150種類提供(継続的に拡充予定)
- カテゴリーごとにテンプレートが整理されており、数クリック + 任意のキーワード入力だけでプロンプトを生成
- プロンプト習熟時間の削減・精度の高いアウトプットの取得を実現し、スムーズな生成 AI の活用定着化を実現
適切なプロンプトを使うことが AI 活用を定着させる鍵
生成 AI でユーザーが期待する回答結果を得るためには、適切かつ明確なプロンプトの作成が非常に重要です。「要約して」「翻訳して」といった単純なプロンプトでも、ある程度の回答は返ってきますが、生成 AI はユーザーが頭の中で期待しているアウトプットイメージを自動でくみ取れるわけではありません。人間に何かを指示するのと同様に、指示内容が不十分であれば、期待した通りの回答は得られません。
JBS 社内における「Copilot for Microsoft 365」活用定着化活動やお客さま支援を通して、一度使ってはみたが、思うような結果が得られず、生成 AI を使うことをやめてしまうユーザーが一定数おり、定着化が思っていた速度では進まないという事実がわかってきました。こうした経験から、JBS はプロンプトの早期の習熟が生成 AI 活用定着化の鍵になると確信しました。
精度の高い回答を得るためのプロンプトの必要性
最初から適切なプロンプトを使用して精度の高い回答を得られれば、生成 AI の利用が止まることなく定着化が進むことが分かりました。とはいえ、昨今、「プロンプトエンジニア」という職種が必要とされるほど、必要十分な情報を含めたプロンプトを作るのは容易ではありません。文章だけで、必要な情報を整理して確実にシステムに指示を与えるには、その“お作法”を学ぶ必要があります。しかし、ユーザーにとっては日々の業務をこなす中で、タスク 1つ 1つのプロンプトを考えている暇がない、というのが実態です。
これらの課題を解決するのが「生成 AI プロンプトアシスタント」です。JBS が 2023年11月にリリースした「Copilot NAVI」(「Copilot for Microsoft 365」活用定着化実現のヒントを動画と資料にまとめたサービス)の中でもサンプルプロンプトを提供してきましたが、より多くのお客さまに早期に精度の高い回答を得られるプロンプトを活用いただくために、サンプルプロンプトを単体のサービスとして切り出しました。これまでのサービス提供実績で培ったノウハウを凝縮し、さらに内容を充実化させています。
使い方に合わせてカテゴライズされた、約150個のプロンプトテンプレートを用意
「生成 AI プロンプトアシスタント」で提供する約150個のプロンプトテンプレートは、「文書作成、要約、アイデア創出」といった目的別、「人事、経理、情報システム部門」といった職種別、「Microsoft Teams」や「Excel」といった「Copilot for Microsoft 365」が稼働するアプリケーション別にまとめられています。これらのテンプレートを使用して生成されたプロンプトを、そのまま「Copilot for Microsoft 365」等の生成 AI にコピー&ペーストして実行するだけで、精度の高い回答が得られ、作業にかかる時間を大幅に削減できます。
今後も JBS は、マイクロソフトをはじめとするパートナーとの強力な連携を通じて、技術革新がもたらす企業・社会の持続的成長に貢献できる企業であり続けたいと考えています。
詳しくはこちらをご覧ください。
参考情報
「生成 AI プロンプトアシスタント」について
- サービス名:「生成 AI プロンプトアシスタント」
- サービス概要:誰でも精度の高い回答を得られるプロンプトのテンプレート提供
- 提供価格: 初期費用 ¥ 100,000 ~ 、1人当たり月額 ¥200 ~(税込)
※ 利用者数 3000人以上は初期費用無料 - サービスリリース: 2024年7月9日
- お問い合わせ:Copilot 関連サービスについてのお問い合わせ
無料トライアルのお申し込み
申込フォームよりエントリーください。
「生成 AI プロンプトアシスタント」の画面と基本的な使い方の流れ
- 左側のメニューから使用したいカテゴリーのテンプレートを選択する
- 選択したテンプレートに沿って必要事項を入力し、「生成してクリップボードにコピー」ボタンをクリック
- 生成 AI に張り付ける
- 回答が生成される
JBS の AI の取り組み
JBS では 2020年より AI 技術の活用促進を目的とした「AI-Lab」の活動に取り組んでいます。日本マイクロソフトやはこだて未来大学と提携し、AI の技術連携、実証実験、活用用途の開発などを通じて、AI 時代をリードするエンジニアの育成と体制づくりを行ってまいりました。早期からの取り組みで得た知見を社内での生成 AI 活用に取り入れ、自らの経験を“リアルショーケース”としてお客さまの課題解決に反映しながら、実証された技術を JBS のサービスにまとめ、広く展開しています。”優れたテクノロジーを、親しみやすく”を Mission とする JBS として、”安心して活用できる生成 AI”を皆さまへお届けし、社会の成長に貢献してまいります。
- 記載された会社名およびロゴ、製品名などは該当する各社の登録商標または商標です。
- リリースのすべての内容は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。また、様々な事由・背景により、一部または全部が変更、キャンセル、実現困難となる場合があります。予めご了承下さい。
JBS での Copilot for Microsoft 365 全社導入・定着化の「 リアルショーケース」記事を公開しました
2024/06/25
お知らせ業種を問わず、大きな期待が寄せられている「Copilot for Microsoft 365」。JBS は IT サービス業界では日本で初めて、約2500人の従業員に Copilot for Microsoft 365 を全社導入しました。
技術評価はもとより、採用決断のポイント、効果測定、課題抽出・解決、普及活動など全社展開に向けたリアルな舞台裏に迫った日経BP のインタビュー記事が公開されました。
ぜひご覧ください。
スピード感ある定着化の道標に 日本ビジネスシステムズが自ら体現する Copilot for Microsoft 365 の「リアルショーケース」
JBS、社内業務への AI 浸透・定着化に不可欠な施策を体系化
~AI 利用の阻害要因に着目したサービスをリリース~
2024/06/11
プレスリリース日本ビジネスシステムズ株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:牧田幸弘、以下「JBS」、証券コード:5036)は、「Microsoft 365」と連動する法人向け生成 AI 機能「Microsoft Copilot for Microsoft 365(以下「Copilot for Microsoft 365」)」の活用と業務への浸透を支援する「Copilot for Microsoft 365 向け定着化アテンダント」をリリースしました。JBS における「Copilot for Microsoft 365」の社内検証とお客さまとの伴走経験を基に、定着化へ向けた必要な施策を体系化し、業界内でいち早くサービスを展開します。
お客さまは「Copilot for Microsoft 365」の導入により利用者の生産性と創造性を向上させ、大幅な業務効率化を見込むことができます。ところが、利用現場で AI 活用の必要性が十分理解されなかったり、短期での費用対効果を実感できなかったりするなど、企業単位での「Copilot for Microsoft 365」の導入活用が期待通りには進んでいないというお悩みを抱えたお客さまの声は、生成 AI 導入の黎明期である現在では珍しいことではありません。生成 AI を社内に浸透させることの難しさは、これまでの新しいテクノロジーとは別種類の難しさがある、という声もよく聞かれます。
今回の新サービスは、こうしたお客さまへ向けて導入計画の立案から、実際の導入、利用効果検証、運用改善にわたって、「Copilot for Microsoft 365」が利用者の業務に浸透・定着化するまでのコンサルティングを提供します。
定着化を阻む 5つの壁
AI の活用と定着化を妨げる最大の要因は、人びとの意識の中に潜む 5つの「壁」です。
- 必要性を認識できず変革を否定する「認識の壁」
- 変革を自分事として納得できない「納得の壁」
- 仕事のやり方を変える決断ができない「決断の壁」
- 行動の確立には至らない「行動の壁」
- 継続に疲弊してしまう「継続の壁」
例えば、「認識の壁」としては、仕事の早さに自信のある社員が「自力でやったほうが早い」と判断して、AI 活用をしないケースがよくあります。その結果、数年経って AI を積極的に活用する社員より業務効率が低下してしまう――。これは「AI を使わないリスク」そのものであり、現場の意識変革が必要とされる例です。今回の新サービスでは、技術的支援に加えて人的支援のアプローチを用い、利用現場に立ちはだかるこれらの定着化の壁を効率的に取り除いていきます。
チェンジマネジメント手法による体系的な施策
新サービスの特長は、米国 Prosci が提唱するチェンジマネジメント手法を採用して個人・組織の行動様式の変革を促すことにあり、変化の必要性に直面する人々が新しい状況に迅速に適応できるよう支援していきます。具体的には、ADKAR(アドカー)モデルに基づいた体系的な施策計画を策定し、コンサルティングを提供します。
ADKAR とは、
- 必要性の理解(Awareness:認知)
- 使いたいという動機付け(Desire:欲求)
- 知識の習得(Knowledge:知識)
- 活用実践(Ability:能力)
- 活用の定着化・習慣化(Reinforcement:定着)
以上の頭文字を取り、新システムの導入から定着に至るまでの 5ステップを集約した言葉です。この流れを基軸に、お客さまの課題やニーズに合わせて施策計画をカスタマイズし、「Copilot for Microsoft 365」浸透の効果測定をし、PDCA サイクルを循環させ、利用定着化と業務効率化を確実に達成します。
社内検証とヒント集提供で実効性を確立
JBS は 2023年8月から社内で「Copilot for Microsoft 365」の検証チームを立ち上げ、本部・各事業部の 300名にライセンスを付与し、利用計画の検証と社内定着化に取り組んできました。メンバーが「Copilot for Microsoft 365」の使用状況を検証し、月ごとに開催する勉強会でその検証結果を共有、定着化の壁を廃し利用を深めるための施策検討を積み重ねました。12月には、「Microsoft 365」の利用が従来から多かった総務部、人事部、法務部、財務部などで「Copilot for Microsoft 365」による業務効率化を進め、効果を検証しました。
その結果、会議の議事録要約や契約書作成などの業務において、誤字脱字の削減による正確性の向上、高精度の要約による分かりやすさの向上、既存の資料からの情報抽出による専門知識の補足といった、業務能力の支援効果を確認できました。これにより、平均 15分かかっていた書類のチェック時間が平均 5分に短縮されるなど、大幅な業務の効率化が実現。2024年3月には全社員約 2,500名に「Copilot for Microsoft 365」の利用が拡大しました。
2023年11月には、この社内検証に並行して、「Copilot for Microsoft 365」の導入に必要な利用環境の準備、推奨活用シーン、AI 活用の鍵となる的確な指示・質問(=プロンプト)のサンプルなど、定着化を実現するヒントを JBS が動画と資料にまとめた「Copilot NAVI」をリリースし、約半年で 70社のお客さまに活用いただいています。今回の新サービスは、こうした社内検証やお客さまとの伴走経験を反映し、お客さまのお悩みの解決を目指すものです。
定着化支援サービスの実績
JBS は、「Microsoft 365」の定着化を Prosci のチェンジマネジメント手法で支援する「ワークスタイル変革 活用&定着化支援サービス for Office 365(2019年時点名称。現在は「Microsoft 365」)」を 2019年12月にリリースし、「Microsoft 365」や「Microsoft Teams」などの利用定着化に取り組んできました。優れた実績をおさめた企業に与えられる「マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー」を 11年連続で受賞し、2020年には「Microsoft Teams」定着化の実績が評価され「Adoption & Change Management アワード」を受賞しました。今回の新サービスには、これらの提供実績で培われた定着化ノウハウも凝縮しました。
今後も JBS は、マイクロソフトをはじめとするパートナーとの強力な連携を通じて、技術革新がもたらす企業・社会の持続的成長に貢献できる企業であり続けたいと考えています。
詳しくはこちらよりご覧ください。
参考:「Copilot for Microsoft 365 向け定着化アテンダント」サービス概要と価格
- PoC・先行利用者支援(拡大導入検討中で、効果測定支援希望のお客さま向け)
- 「Copilot for Microsoft 365」定着化施策の計画:目的、KPI を含むアクションマップを基に作成
- 定着化施策の実行:施策の評価、継続的な改善提案
- 「Copilot for Microsoft 365」導入の効果測定:アンケート、アクティビティーログの分析
- 定着化支援(「Copilot for Microsoft 365」導入済みで、利用促進希望のお客さま向け)
- 「Copilot for Microsoft 365」定着化施策の計画:目的、KPI を含むアクションマップを基に作成
- 定着化施策の実行:施策の評価、継続的な改善提案
- 進め方検討:スケジュール設定
- 「Copilot for Microsoft 365」導入の効果測定:アンケート、アクティビティーログの分析
- 価格
PoC・先行利用者支援 ¥ 3,200,000 ~(税抜)
定着化支援 ¥ 5,000,000 ~(税抜)
お客さまの課題やニーズに合わせて、上記メニューをカスタマイズして提供します。
参考:JBS の AI の取り組み
JBS では 2020年より AI 技術の活用促進を目的とした「AI-Lab」の活動に取り組んでいます。日本マイクロソフトやはこだて未来大学と提携し、AI の技術連携、実証実験、活用用途の開発などを通じて、AI 時代をリードするエンジニアの育成と体制づくりを行ってまいりました。早期からの取り組みで得た知見を社内での生成 AI 活用に取り入れ、自らの経験を“リアルショーケース”としてお客さまの課題解決に反映しながら、実証された技術を「アイプリシティ チャット」「Copilot NAVI」などのサービスにまとめ、広く展開しています。”優れたテクノロジーを、親しみやすく”を Mission とする JBS として、”安心して活用できる生成 AI ”を皆さまへお届けし、社会の成長に貢献してまいります。
- Microsoft、Azure、Microsoft 365、Dynamics 365、Microsoft Teams、Office 365は、米国Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標、または商標です。
- Microsoft 365 は、Microsoft Corporation が提供するサービスの名称です。
- 記載された会社名およびロゴ、製品名などは該当する各社の登録商標または商標です。
- 本リリースのすべての内容は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。また、様々な事由・背景により、一部または全部が変更、キャンセル、実現困難となる場合があります。予めご了承下さい。
JBS、「Copilot for Microsoft 365」を活用できるようになるコミュニティ支援サービスをリリース
~初心者もすぐ始められる、プロンプト生成アプリや基礎トレーニングを提供~
2024/05/09
プレスリリース日本ビジネスシステムズ株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:牧田幸弘、以下「JBS」、証券コード:5036)は、本日、「生成 AI コミュニティ支援」サービスをリリースしました。「Microsoft Copilot for Microsoft 365」(以下「Copilot for Microsoft 365」)をはじめ、生成 AI を実務に活かしきれないと悩む企業に向けた、ユーザー自走型のコミュニティ支援サービスです。
生成 AI は、あらゆる業務への活用が可能な一方で、具体的な方法を記した取扱説明書のようなものは存在しません。どのような活用方法があるかを知り、実際に使い、工夫していくことの繰り返しを通じて、業務において生成 AI の価値を最大限に活かすことが可能になります。そこで、企業の「Microsoft Teams」(以下「Teams」)に作成されたコミュニティ(=チーム / チャネル)の中で、ユーザー同士が有益な活用方法や成功体験を共有、助け合いながら、JBS がプロンプト生成などのさらなる生成 AI 活用を支援し、皆さまが「Copilot for Microsoft 365」を習得するサポートを行います。
ヘルプデスクの新しい形として、ユーザー自らが「Teams」にアクセスして調べ、学ぶことができる自走型となっており、一人ひとりの成功体験の共有を通じ、結果的に組織全体での生成 AI 活用推進を目的としています。
なお JBS は、日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、以下「日本マイクロソフト」)が「Copilot for Microsoft 365」の一般提供に先行して実施した検証プログラムに参加し、社員が実際の業務に「Copilot for Microsoft 365」を活用するなど、技術的な検証を重ねた実体験による学びを「Copilot NAVI」やこの度の「生成 AI コミュニティ支援サービス」に反映しています。
「生成 AI コミュニティ支援」提供サービス内容
1. コミュニティ活性化の支援
JBS 生成 AI エンジニアがお客さまのコミュニティに参加し、後方から生成 AI コミュニティの活性化を支援します。解決できていない問い合わせなどを中心に、回答のフォローを行います。
2. プロンプトアシスタントの提供
実務ですぐに生成 AI を活用できる、プロンプトを生成するアプリを提供します。 業務内容ごとに必要な項目を選択、入力するだけで、精度の高い回答を生成 AI から得るための適切なプロンプトを入手することが可能です。
3. カスタムプロンプト提供
お客さまの個別リクエストに沿って新しくプロンプトを作成します。上記のプロンプトアシスタントとは異なり、お客さまの実務に直結するプロンプトを入手できるため、固有の業務の効率化につなげることができます。
4. プロンプトエンジニアリング基礎トレーニング
生成 AI 利用においては、すべてのユーザーが基礎的なプロンプトエンジニアリングを理解しておくことが大切です。初心者でも抵抗なく利用できるよう、Q&A を含めた座学トレーニングを提供します。
今後も JBS は、マイクロソフトをはじめとするパートナーとの強力な連携を通じて、技術革新がもたらす企業・社会の持続的成長に貢献できる企業であり続けたいと考えています。
プロンプトサポートを核とした「生成 AI コミュニティ支援」サービスについて
- サービス名: 生成 AI コミュニティ支援
- サービス概要:「Teams」コミュニティでの問い合わせ対応、プロンプトアシスタントの提供、
企業ごとのカスタムプロンプトリクエスト、プロンプトエンジニアリング基礎トレーニング - 提供価格: 初期費用 ¥ 1,800,000 -、月額 ¥ 350,000 ~(税込)
- サービスリリース: 2024年5月9日
「生成 AI コミュニティ支援」のお問合せは以下のフォームよりお申込みください。
参考:JBS の AI の取り組み
JBS では 2020年より AI 技術の活用促進を目的とした「AI-Lab」の活動に取り組んでいます。日本マイクロソフトやはこだて未来大学と提携し、AI の技術連携、実証実験、活用用途の開発などを通じて、AI 時代をリードするエンジニアの育成と体制づくりを行ってまいりました。早期からの取り組みで得た知見を社内での生成 AI 活用に取り入れ、自らの経験を“リアルショーケース”としてお客さまの課題解決に反映しながら、実証された技術を「アイプリシティ チャット」「Copilot NAVI」などのサービスにまとめ、広く展開しています。”優れたテクノロジーを、親しみやすく”を Mission とする JBS として、”安心して活用できる生成 AI ”を皆さまへお届けし、社会の成長に貢献してまいります。
- Microsoft 365、Microsoft Teams は、米国Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標、または商標です。
- Microsoft 365 は、Microsoft Corporation が提供するサービスの名称です。
- 記載された会社名およびロゴ、製品名などは該当する各社の登録商標または商標です。
- 本リリースのすべての内容は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。また、様々な事由・背景により、一部または全部が変更、キャンセル、実現困難となる場合があります。予めご了承下さい。
JBS、AI チャットが企業内固有の回答を生成する RAG サービスを最短 1日で導入
~「アイプリシティ コンシェルジュ Powered by ChatGPT API」サービス提供開始~
2024/03/12
プレスリリース日本ビジネスシステムズ株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:牧田幸弘、以下「JBS」、証券コード:5036)は、AI チャットが社内のデータを参照し企業固有の回答を生成する RAG(検索拡張生成)※サービス「アイプリシティ コンシェルジュ Powered by ChatGPT API(以下、アイプリシティ コンシェルジュ)」の提供を開始しました。
- RAG:Retrieval Augmented Generation の略で検索拡張生成を意味します。検索性と生成能力に長け、従来の生成 AI のように学習データの内容を要約するだけでなく、多様なデータを参照し回答を生成させることが可能な技術をもちます。より正確で即時性のある情報提供の実現につながります。
汎用的な生成 AI は、学習したデータから回答を生成するため、学習対象に含まれない企業固有のデータから回答を得ることが難しい一方、RAG を活用し社内のデータを検索対象に含めることで、企業固有の回答を生成します。ChatGPT が話題になった当初から、社内データに基づいて回答を得る仕組みを作りたいといった声はあり、RAG を用いた手法は解決策として一般的によく知られています。しかしながら、RAG の実現には LLM(大規模言語モデル)やプロンプトの知識に加え、検索エンジンの仕組みやデータ加工などの専門的知識が必要であるため、エンジニアの確保や個別開発コストなどの課題があり、実装に至らないケースが多く見られます。JBS はこの課題に着目し、最短 1日で RAG の導入を実現し、AI チャットが社内データに基づいた回答を生成できる環境を整えます。 社内のドキュメント・ナレッジ検索に時間と労力を費やすユーザーが尽きない中、一人ひとりの専用コンシェルジュとして、ユーザーの社内情報の活用を手助けし、スムーズに業務を遂行できるようお手伝いいたします。
本サービスは、2023年4月に JBS がリリースした、機密情報の漏洩リスクを回避して安心安全に AI チャットを利用できるサービス「アイプリシティ チャット Powered by ChatGPT(以下、アイプリシティ チャット)」のオプションサービスとなり、ブラウザベースのアイプリシティ チャットを介してプロンプト入力~回答生成までを行います。
ユーザーインターフェイス
「アイプリシティ コンシェルジュ」とは
AI チャットがユーザーの質問に回答する「Azure OpenAI Service」を活用したサービス「アイプリシティ チャット」の拡張機能として、社内のデータをも検索対象としたサービスです。社内ルールや業務システムなどで使われる情報など、企業固有のデータから回答を生成することが可能となり、より正確で関連性の高い回答を得ることが可能です。 ファイルサーバーやイントラネット等に保存されている PDF や Word、Power Point、テキストファイルなど、検索対象としたいドキュメントファイルを決められたフォルダに保存するだけで、「アイプリシティ チャット」で質問をすると、保存したドキュメントファイルに基づいた回答が得られるようになります。
「アイプリシティコンシェルジュ」の安全性
ドキュメントファイルの保存先はファイルサーバーのようにフォルダの階層構造をとることができ、適切なアクセス管理を行うことで、ドキュメントファイルの閲覧権限がないユーザーには回答を返さないよう制御することができます。また「アイプリシティ チャット」同様、お客さまのデータはお客さまが契約する「Microsoft Azure」のテナント内に保存されるため、「Microsoft Entra ID」(旧 Azure Active Directory)の認証・認可機能を用いたユーザー管理を実現します。安心して企業の大切な社内データを活用していただくことが可能です。
「アイプリシティ コンシェルジュ」 利用イメージ
価格
年間(1年ごとの更新契約)¥ 2,880,000 -(税抜)
- 初年度
アイプリシティ チャット ¥ 3,000,000 -(買い切りモデル)+ アイプリシティ コンシェルジュ ¥ 2,880,000 -(税抜) - 次年度以降(更新料)
アイプリシティ チャット ¥ 600,000 -(保守サービス費)+ アイプリシティ コンシェルジュ ¥ 2,880,000 -(税抜)
参考
「RAG を手軽に実現!アイプリシティ コンシェルジュのご紹介」
日時:2024年3月26日(火)13:00‐13:30
詳細は以下よりご確認ください。
RAG を手軽に実現!アイプリシティ コンシェルジュのご紹介|JBS 日本ビジネスシステムズ株式会社
参考 : JBSの AI に関する取り組み
JBS では 2020年より AI 技術の活用促進を目的とした「AI-Lab」の活動に取り組んでいます。日本マイクロソフトやはこだて未来大学と提携し、AI の技術連携、実証実験、活用用途の開発などを通じて、AI 時代をリードするエンジニアの育成と体制づくりを行ってまいりました。早期からの取り組みで得た知見を社内での生成 AI 活用に取り入れ、自らの経験を“リアルショーケース”としてお客さまの課題解決に反映しながら、実証された技術を「アイプリシティ チャット」「Copilot NAVI」などのサービスにまとめ、広く展開しています。"優れたテクノロジーを、親しみやすく"を Mission とする JBS として、”安心して活用できる生成 AI”を皆さまへお届けし、社会の成長に貢献してまいります。
- Microsoft Azure、Azure OpenAI Service、Office 365、Word、PowerPoint、Microsoft Entra、Azure Active Directoryは、米国Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標、または商標です。
- Microsoft 365 は、Microsoft Corporation が提供するサービスの名称です。
- 記載された会社名およびロゴ、製品名などは該当する各社の登録商標または商標です。
- 本リリースのすべての内容は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。また、様々な事由・背景により、一部または全部が変更、キャンセル、実現困難となる場合があります。予めご了承下さい。
JBS、IT サービス業界で日本初となる「Microsoft Copilot for Microsoft 365」全社導入
~約 2,500人の活用事例を活かし生成 AI による業務改革をサポート~
2024/03/05
プレスリリース日本ビジネスシステムズ株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:牧田幸弘、以下「JBS」、証券コード:5036)は、マイクロソフトが法人向けに提供する AI アシスタントツール「Microsoft Copilot for Microsoft 365」(以下、Copilot for Microsoft 365)を日本の IT サービス業界で初めて全社導入したことを発表します。約 2,500名の社員が「Copilot for Microsoft 365」を徹底活用する中で得られるデータやナレッジを”リアルショーケース”としてサービスに反映し、企業の生成 AI 活用レベル向上と、DX 推進に貢献してまいります。既に、契約書チェックや社内からの問い合わせ対応等、特にコーポレート部門の業務において一定の効果が出始めており、人材が不足する中で増え続ける業務や多様化する働き方への対応など、日本企業が抱えている課題の解決につながる手ごたえを感じています。
「Copilot for Microsoft 365」の取り組みと展望
JBS は、自らの業務改革に向けた AI 活用、またその経験をお客さま向けのサービス・サポートに活かすことを目的として、昨年マイクロソフトが実施した「Copilot for Microsoft 365」の先行検証プログラムに参加しました。いち早くその知見を活かすべく、「Copilot NAVI」や「アドバイザリーワークショップ for Microsoft Copilot」などのオリジナルサービスにまとめ、提供を開始しています。
これらのサービスは「Copilot for Microsoft 365」を導入したい、また導入したばかりでどのように使い始めてよいかわからないというお客さまに対し、導入~活用初期フェーズをサポートするものとして好評です。一方で真の業務改革のためには、「Copilot for Microsoft 365」をいかに活用するかが重要であり、生成 AI の活用レベルを上げていくための、より具体的なサポートが求められます。
この度「Copilot for Microsoft 365」の利用を全社に広げ、約 2,500名の活用データや成功事例、フィードバックを収集・分析し、皆さまが「Copilot for Microsoft 365」による業務改革を確実に実現するための利活用サービスに反映したいと考えています。
なお、このたびのリリースに関して、日本マイクロソフトよりエンドースメントをいただいております。
日本マイクロソフトは、この度の JBS 様における日本初の「Microsoft Copilot for Microsoft 365」全社導入を歓迎します。マイクロソフトは生成 AI に関する投資を進めており、昨年 11月に企業向けに「Microsoft Copilot for Microsoft 365」を正式にリリースしました。手が届かないと思っていた生成 AI が「Microsoft 365」で活用できるようになったことで、皆さまから大きな期待をお寄せいただいています。一方で、生成 AI を活用して生産性向上を実現していくには、生成 AI が得意なことを理解し、仕事の進め方を改革していくステップが必要です。しかしながら実証された事例に乏しく、どのように進めればよいかわからないといったお声が多いのも事実です。 マイクロソフトの長年のパートナーであり、またユーザーとして「Microsoft 365」の活用にも長けた JBS 様の 2,500名の事例が集まることは大変貴重であると考えております。JBS の皆さまの事例を”リアルショーケース”として、生成 AI による日本社会の課題解決をともに盛り上げてまいりたいと思います。
⽇本マイクロソフト株式会社 業務執行役員
パートナー事業本部 副事業本部長
エンタープライズパートナー統括本部長
木村 靖
⽇本マイクロソフト株式会社 業務執行役員
クラウド& AI ソリューション事業本部
モダンワーク統括本部長
横須賀 周平
「Copilot for Microsoft 365」とは
大規模言語モデルをもとに蓄積されたデータと「Microsoft 365」アプリケーションを組み合わせて、利用者の指示や質問に対して効率的に回答をもたらす生産性向上ツールです。マイクロソフトが ”Your everyday AI companion” と表現するように、私たちが毎日使用する Microsoft Teams や Outlook、Word、Excel、PowerPoint といった「Microsoft 365」アプリケーションに組み込まれており、指示や質問に対してリアルタイムに回答を返すことで、効率的に創造性や生産性の向上を実現できるツールです。
参考
JBS の AI の取り組み
JBS では 2020年より AI 技術の活用促進を目的とした「AI-Lab」の活動に取り組んでいます。日本マイクロソフトやはこだて未来大学と提携し、AI の技術連携、実証実験、活用用途の開発などを通じて、AI 時代をリードするエンジニアの育成と体制づくりを行ってまいりました。早期からの取り組みで得た知見を社内での生成 AI 活用に取り入れ、自らの経験を“リアルショーケース”としてお客さまの課題解決に反映しながら、実証された技術を「アイプリシティ チャット」「Copilot NAVI」などのサービスにまとめ、広く展開しています。”優れたテクノロジーを、親しみやすく” を Mission とする JBS として、”安心して活用できる生成 AI” を皆さまへお届けし、社会の成長に貢献してまいります。
- Microsoft、Azure、Microsoft 365、Office 365、Outlook、OneDrive、SharePoint、Excel、PowerPoint、Dynamics 365、Microsoft Teams は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標、または商標です。
- Microsoft 365 は、Microsoft Corporation が提供するサービスの名称です。
- 記載された会社名およびロゴ、製品名などは該当する各社の登録商標または商標です。
- 本リリースのすべての内容は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。また、様々な事由・背景により、一部または全部が変更、キャンセル、実現困難となる場合があります。予めご了承下さい。
マイクロソフトが提供する AI アシスタントツール 「Microsoft Copilot for Microsoft 365」を導入前にインタラクティブに体験できるワークショップを JBS がリリース
2023/12/14
プレスリリース日本ビジネスシステムズ株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:牧田幸弘、以下「JBS」、証券コード:5036)は、マイクロソフトが 2023年11月1日に法人向けに提供開始した AI アシスタントツールである 「Microsoft Copilot for Microsoft 365(以下、Copilot for Microsoft 365)」を導入前に体験できるサービス「アドバイザリーワークショップ for Microsoft Copilot」を 2023年12月14日にリリースしました。
本ワークショップに参加することで、業務シナリオや具体的な課題に沿って、「Copilot for Microsoft 365」を活用する上で重要となる指示・質問(=プロンプト)の工夫や、導入メリットが得られやすい会議での活用やメールの要約やドラフト作成機能などを体験することが可能です。「Copilot for Microsoft 365」の最新のアップデート情報を踏まえ、参加者と講師が一方的なセミナー形式ではなく、インタラクティブにコミュニケーションを行いながら、具体的な利用シーンや画面イメージを確認できることが特徴です。
なお JBS は、先行して実施された「Copilot for Microsoft 365」の検証に 8月より参加し、社員が実業務に 「Copilot for Microsoft 365」を活用するなど、技術的な検証を重ねた経験から得た学びをこのたびの「アドバイザリーワークショップ for Microsoft Copilot」にまとめています。
「アドバイザリーワークショップ for Microsoft Copilot」開発の背景
JBS は 2023年1月にマイクロソフトよりリリースされた「Azure OpenAI Service」をベースとし、セガサミーホールディングス等の生成 AI 活用支援や、安心安全・セキュアに「ChatGPT」を利用するためのサービス「アイプリシティ チャット Powered by ChatGPT API」の提供を通じて、皆さまが AI を身近に感じ、活用~定着するための支援をしてまいりました。2023年11月16日には、「Copilot for Microsoft 365」導入のファーストステップを支援するトレーニング・教育のコンテンツを動画と概要資料にまとめた導入支援サービス「Copilot NAVI」をリリースし、「Copilot の歩き方」や Tips、「ゴールデンプロンプト集」などを提供しています。既に多くの企業より先行予約をお申込みいただき、数万人規模の企業への導入実績も出ています。
一方で、「Copilot for Microsoft 365」にご興味を持つ企業の皆さまから、「Copilot for Microsoft 365」を活用すると、どのように生産性や業務効率向上を実現できるかを実際の画面を確認しながら体験したい、対話しながらユースケースのヒントを得たいというお声をいただきました。そこで、導入前の体験を可能にするため「Copilot for Microsoft 365」関連サービスの第 2弾として「アドバイザリーワークショップ for Microsoft Copilot」をリリースすることといたしました。
このワークショップを通じて、皆さまが具体的な「Copilot for Microsoft 365」の価値を実感し、導入時の社内展開をスムーズに行うためのヒントを提供したいと考えています。
今後も JBS は、マイクロソフトをはじめとするパートナーとの強力な連携を通じて、技術革新がもたらす企業・社会の持続的成長に貢献できる企業であり続けたいと考えています。
「アドバイザリーワークショップ for Microsoft Copilot」情報
- サービス名: アドバイザリーワークショップ for Microsoft Copilot
- サービス概要: 導入検討企業向けの体験型ワークショップ(JBS のデモ環境にて提供)
各回 1社限定 3名まで、120分を想定 - 提供価格: ¥ 320,000(税抜)
- サービスリリース: 2023年12月14日
- 現在、このサービスは提供を終了しています。
「アドバイザリーワークショップ for Microsoft Copilot」のお申し込み
以下のフォームよりお申し込みください。
参考:「Copilot NAVI」について
JBS、「Copilot for Microsoft 365」 を活用した企業の生産性革命をサポートする 「Copilot NAVI」 をリリース、先行予約開始|JBS 日本ビジネスシステムズ株式会社
参考:JBS の生成 AI 事例
参考:JBS の AI の取り組み
JBS では 2020年より AI 技術の活用促進を目的とした「AI-Lab」の活動に取り組んでいます。日本マイクロソフトやはこだて未来大学と提携し、AI の技術連携、実証実験、活用用途の開発などを通じて、AI 時代をリードするエンジニアの育成と体制づくりを行ってまいりました。早期からの取り組みで得た知見を社内での生成 AI 活用に取り入れ、自らの経験を“リアルショーケース”としてお客さまの課題解決に反映しながら、実証された技術を「アイプリシティ チャット」などのサービスにまとめ、広く展開しています。”優れたテクノロジーを、親しみやすく”を Mission とする JBS として、”安心して活用できる生成 AI”を皆さまへお届けし、社会の成長に貢献してまいります。
- Microsoft、Azure、Microsoft 365、Outlook、Microsoft Teams、Excel、PowerPoint、Dynamics 365は、米国Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標、または商標です。
- Microsoft 365 は、Microsoft Corporation が提供するサービスの名称です。
- 記載された会社名およびロゴ、製品名などは該当する各社の登録商標または商標です。
- 本リリースのすべての内容は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。また、様々な事由・背景により、一部または全部が変更、キャンセル、実現困難となる場合があります。予めご了承下さい。
JBS オリジナルの「Azure OpenAI Service」設計がマイクロソフトの審査・承認を受け一般公開
~提供中の GPT サービスもユーザーの声を反映しアップグレード~
2023/11/14
プレスリリース日本ビジネスシステムズ株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:牧田幸弘、以下「JBS」、証券コード:5036)が開発した「Azure OpenAI Service」のオリジナル設計(=アーキテクチャ)が、提供元であるマイクロソフトによって審査・承認され、一般公開されたことをお知らせします。
JBS が 2023年4月28日にリリースした、GPT 技術を安心かつ迅速に導入するためのサービス「アイプリシティ チャット Powered by ChatGPT API(※1)」(以下、アイプリシティ チャット)は、今回認定を受けたアーキテクチャに基づいて開発されていることから、日本マイクロソフトが提唱する Azure OpenAI Service リファレンスアーキテクチャに基づき、信頼性やセキュリティなどが十分考慮されていることが認定されました。
なお「アイプリシティ チャット」は既にさまざまな企業で活用されており、実業務における稼働が実証されていること、また今回アーキテクチャが承認されたことを受け、JBS はマイクロソフト「Azure OpenAI Service リファレンスアーキテクチャ(※2)」賛同パートナープログラムにおいて、”先進的な取り組みをするパートナー”に与えられる Advanced Partner となりました。
「アイプリシティ チャット」をアップデート
「アイプリシティ チャット」は、企業の皆さまの GPT 関連技術の導入に対するお悩みを解決するコンサルティングと、機密情報の漏洩リスクを回避した ChatGPT アプリの提供により、安心安全でスピーディーな GPT 技術の導入をサポートしています。前述の通り、「アイプリシティ チャット」はこの度認定を受けたアーキテクチャに基づいて開発されていますが、今回のタイミングで追加アーキテクチャを反映し、サービスのアップデートを行いました。
このアップデートは、機能やサービスにおいて、既に「アイプリシティ チャット」を活用いただいている皆さまからのご要望を反映しております(図1)。
図1 アップデート内容
- 機能:GPT-4 に対応、またユーザーアクセス制御などの管理機能を提供します。さらにブラウザからだけでなく、「Microsoft Teams」からの利用を可能にし、よりユーザーの皆さまの「使いやすさ」を目指しました。
- サービス:皆さまにさらに「アイプリシティ チャット」を安心してご利用いただくために、導入後 1年間の保守を提供します。基盤となる「Microsoft Azure」やブラウザのアップデート対応、標準機能の改善を行います。また、管理者向けの機能として、ユーザーインターフェースのカスタマイズ、ユーザーの管理、チャットデータの確認ができます。これらの機能は保守サービスによって改善が行われ、将来的には外部データの活用や高度な管理機能の提供も予定しています。
- 構成:東日本リージョンでの構成を基本とし、レスポンスを改善しました。また東日本リージョンは日本の法律と規制に準拠して管理されるため、データ保護やプライバシーに対して日本の基準を満たすことができるようになりました。
今後の展開
JBS は、マイクロソフトが提供する「Microsoft Copilot(※3)」の技術、思想を積極的に取り入れ、「アイプリシティ チャット」をはじめとする各種 AI 関連サービスの拡張を引き続き予定しています。企業が持つデータを検索対象とする ChatGPT サービスの展開など、皆さまが徹底的に AI を活用した DX を推進できるよう、引き続き皆さまに寄り添い、支援してまいります。
なお、この度のアーキテクチャ公開に際して、日本マイクロソフトよりエンドースメントを頂戴しています。
日本マイクロソフトは、JBS 様の「Azure OpenAI Service」に関するアーキテクチャ公開を心より歓迎いたします。「Microsoft 365」や「Microsoft Azure」といったマイクロソフトクラウドサービスを創世記から積極的に推進されているJBS 様が、「Azure OpenAI Service」においても、Advanced Partner の1社として日本市場をリードしていただくことを大変うれしく思います。
DX の遅れが取りざたされる日本においても、GPT 技術が注目され、皆さまが簡単に使えるようになりました。しかしながら AI 技術は目の前にあれば活用が進むものではなく、”定着”して初めて活用が進むものだと実感しています。先進的な技術を利用しやすい形で提供することを得意とされる JBS 様により、「Azure OpenAI Service」の活用が進み、さらなる技術革新が起こることを期待しています。今後も日本マイクロソフトは、JBS 様との強力な連携を通じて AI を駆使したサービスを提供し、社会のデジタル変革に貢献してまいります。
日本マイクロソフト株式会社
業務執行役員 パートナー事業本部 副事業本部長
エンタープライズパートナー統括本部長
木村 靖
- 1 アイプリシティ チャット Powered by ChatGPT API について
(JBS、機密情報の漏洩リスクを回避して安心安全に「ChatGPT」を利用するための導入コンサルティングサービスをリリース) - 2 Azure OpenAI Serviceリファレンスアーキテクチャ賛同プログラム について
- 3 Microsoft Copilot とは:Microsoft Copilot – Microsoft Adoption
今後も JBS は、マイクロソフトをはじめとするパートナーとの強力な連携を通じて、技術革新がもたらす企業・社会の持続的成長に貢献できる企業であり続けたいと考えています。
JBS の AI の取り組み
JBS では 2020年より AI 技術の活用促進を目的とした「AI-Lab」の活動に取り組んでいます。日本マイクロソフトやはこだて未来大学と提携し、AI の技術連携、実証実験、活用用途の開発などを通じて、AI 時代をリードするエンジニアの育成と体制づくりを行ってまいりました。早期からの取り組みで得た知見を社内での生成 AI 活用に取り入れ、自らの経験を“リアルショーケース”としてお客さまの課題解決に反映しながら、実証された技術を「アイプリシティ チャット」などのサービスにまとめ、広く展開しています。"優れたテクノロジーを、親しみやすく"を Mission とする JBS として、”安心して活用できる生成 AI”を皆さまへお届けし、社会の成長に貢献してまいります。
- Microsoft、Azure、Office 365、Outlook、OneDrive、SharePoint、Microsoft Teams、Teams は、米国Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標、または商標です。
- Microsoft 365 は、Microsoft Corporation が提供するサービスの名称です。
- 記載された会社名およびロゴ、製品名などは該当する各社の登録商標または商標です。
- 本リリースのすべての内容は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。また、様々な事由・背景により、一部または全部が変更、キャンセル、実現困難となる場合があります。予めご了承下さい。
川崎汽船が JBS の「アイプリシティ チャット Powered by ChatGPT API」を導入
~Microsoft Azure OpenAI Service を活用~
2023/08/28
プレスリリース日本ビジネスシステムズ株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:牧田幸弘、以下「JBS」、証券コード:5036)は、川崎汽船株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:明珍 幸一、以下“K” LINE)が「アイプリシティ チャット Powered by ChatGPT API(以下アイプリシティ チャット)」を導入したことをお知らせいたします。「アイプリシティ チャット」は「Microsoft Azure OpenAI Service」を活用した JBS のサービスであり、企業が話題の GPT 技術を安心かつ迅速に導入するためのコンサルティングサービスと専用のアプリケーションを提供しています。
背景と導入の経緯
企業の DX(デジタルトランスフォーメーション)が求められる中で、人工知能の 1つであるジェネレーティブ AI の進化があげられます。ジェネレーティブ AI は、人工知能(AI)の一部であり、AI により入力データから学習し、その学習をもとにデータやコンテンツを生成するというものです。このジェネレーティブ AI の中でも特に「ChatGPT」の業務活用が広がっています。
JBS の「アイプリシティ チャット」は、GPT 関連技術の導入に対するお悩みを解決するコンサルティングサービスと、機密情報の漏洩リスクを回避した専用の「ChatGPT」アプリを提供し、企業への安心安全でスピーディーな導入をサポートしています。
“K” LINE は、海運業を主軸とする物流企業として DX による企業価値向上の推進に取り組まれています。この度、JBS の「アイプリシティ チャット」を導入することで、業務効率化やイノベーションの促進、競争力向上に向けた技術活用の検証に活用します。
セキュアに活用できるアイプリシティ チャット
「アイプリシティ チャット」は、「Microsoft Azure OpenAI Service」を活用し、入力した情報を二次学習には利用せず、クローズドな環境でチャットデータが各企業の Azure テナント内に蓄積される仕様になっています。また、“K” LINE においては、ジェネレーティブ AI の利用に関するガイドラインを作成、全社公開し入力データおよび出力データのリスクを周知し注意を促しながら使用しています。“K” LINE は今後、AI 活用において様々な角度から議論をし、サービス自体の検証も重ねながら、「アイプリシティ チャット」を継続的にバージョンアップしていく予定です。
JBS は、マイクロソフトをはじめとするパートナーとの強力な連携を通じて、技術革新がもたらす企業・社会の持続的成長に貢献できる存在を目指し、引き続き “K” LINE の DX 推進をサポートしてまいります。
「アイプリシティチャット」とは
- Microsoft、Azure、Office 365、Outlook、OneDrive、SharePoint、Microsoft Teams、Teams は、米国Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標、または商標です。
- Microsoft 365 は、Microsoft Corporation が提供するサービスの名称です。
- 記載された会社名およびロゴ、製品名などは該当する各社の登録商標または商標です。
- 本リリースのすべての内容は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。また、様々な事由・背景により、一部または全部が変更、キャンセル、実現困難となる場合があります。予めご了承下さい。
電波新聞に「ChatGPT」導入コンサルティングサービスと「アイプリシティ チャット」アプリが掲載
2023/05/16
メディア掲載JBS が4月28日にリリースした、GPT 関連技術の導入コンサルティングサービスと「アイプリシティ チャット Powered by ChatGPT API」アプリについて、電波新聞に掲載されました。開発者のコメントもございます。ぜひ、ご覧ください。
掲載記事はこちら
JBS、機密情報の漏洩リスクを回避して安心安全に「ChatGPT」を利用するための導入コンサルティングサービスをリリース
2023/04/28
プレスリリース日本ビジネスシステムズ株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:牧田幸弘 以下、JBS)は、企業の皆さまが話題の GPT 技術を安心かつ迅速に導入するためのコンサルティングサービス「アイプリシティ チャット Powered by ChatGPT API」(以下、アイプリシティ チャット)をリリースしました。GPT 関連技術の導入に対するお悩みを解決するコンサルティングと、機密情報の漏洩リスクを回避した「ChatGPT」アプリを提供し、安心安全でスピーディーな導入をサポートします。なお、本サービスの名称は、「ChatGPT」自らが発案した候補の中から選びました。AI(人工知能)と simplicity(簡単さ・シンプルさ)を組み合わせた造語で、皆さまがAIを使ってより効率的に業務ができるようにという私たちの願いを込めています。
サービス開発の背景
昨今、進化が止まらないジェネレーティブ AI の中でも、米国 OpenAI が公開した「ChatGPT」の登場により、チャット型 AI の業務活用が一気に広がっています。しかしながら、「ChatGPT」は情報の秘匿性に懸念もあり、利用を禁止する団体について報道でも話題になっています。
その中で、JBS に対しても「他社に出遅れないように利用したいが、安全に使う方法はあるのか」「どのように社内導入を進めたらよいか」といったご相談が増えている背景から、皆さまのご不安、ご懸念にお応えする「導入コンサルティング」のニーズがあると考えました。またコンサルティングを受け、即利用を開始したいというお客さまには、チャットデータを二次学習に利用されることがないアプリ「アイプリシティ チャット」のご提供も可能です。皆さまが安心してチャット型 AI の利用を開始できるようお手伝いします。
「アイプリシティ チャット」とは
以下の 2つのサービスで構成しています。
- 導入コンサルティング:GPT 関連技術の基本的な仕組みのご説明や、情報漏洩等のリスクを回避するにはどういった導入方法があるのか、といった皆さまの課題を解決するためのコンサルティングサービス
- 「アイプリシティ チャット Powered by ChatGPT API」アプリ:企業内に閉じた安全な環境ですぐに利用開始できる「ChatGPT」アプリ
- アプリはコンサルティングを受けたお客さま向けのオプションとなります
【価格】
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「導入コンサルティング」
月額費用:¥860,000(税抜)~
週次でのミーティングをベースとして開催し、実施頻度や期間に応じて金額が異なります。 -
「アイプリシティ チャット Powered by ChatGPT API」アプリ
初期費用:¥3,000,000(税抜)
月額費用:お客さまの Microsoft Azure(以下、Azure)利用契約と利用量によって異なります。ご希望の場合、JBS の利用実績を参考情報としてご提供します。
「アイプリシティ チャット」アプリが安心安全な理由
「アイプリシティ チャット」アプリの機能は「ChatGPT」が有する文章の生成、要約、添削、翻訳、プログラム作成などと同様ですが、「Azure OpenAI Service」を活用し、チャットのデータが各企業の契約する Azure テナント内に蓄積される仕組みとなっています。マイクロソフトにより、「Azure OpenAI Service」は AI モデルの学習に顧客データを使用しない旨明言されており、機密情報の漏洩リスクを回避して利用することができます。
「アイプリシティ チャット」画面イメージ
社内データからナレッジ検索する仕組みも PoC で提供
JBS では「Azure OpenAI Service」と「Azure Cognitive Search」を組みあわせ、お客さまの社内に蓄積されたデータ(ドキュメント、メール、対応ログ等)からチャットを介してナレッジを検索する仕組みの PoC も開始しています。順次お客さまの社内データ活用を支援するサービスも提供してまいります。
この度のサービスリリースに際して、日本マイクロソフトよりエンドースメントを頂戴しております。
日本マイクロソフトは、JBS 様がエンタープライズ企業向け「アイプリシティ チャット」を提供開始することを心より歓迎いたします。
日本マイクロソフトは、2019年から OpenAI 社と戦略的なパートナーシップを締結し、AI の進歩の加速に向けた協業を行っています。その一環として、2023年1月に「Azure OpenAI Service」の一般提供を発表しました。
Azure パートナーの最上位「Azure Expert マネージド サービス プロバイダー(MSP)」の認定を受けている JBS 様が「Azure OpenAI Service」を活用したサービスを提供することで、多くのエンタープライズ企業が安心安全に AI チャットサービスを利用できるようになり、ビジネスにおいてさらなる活用が推進されると期待しております。
今後も日本マイクロソフトは、JBS 様との強力な連携を通じて AI を駆使したサービスを提供し、社会のデジタル変革に貢献してまいります。
日本マイクロソフト株式会社
執行役員 常務 クラウド&ソリューション事業本部長
岡嵜 禎
JBS では「社会のデジタル変革をリードする No.1 クラウドインテグレーター」を Vision に掲げ、社員が自ら技術を体験し、活用してこそお客さまに対して価値のある支援ができると考えています。本日リリースした「アイプリシティ チャット」も全社員で活用を開始しており、得た学びを新サービスの企画や機能改善に活かしてまいります。
参考:オンラインセミナー開催
安心して使える ChatGPT!「アイプリシティ チャット Powered by ChatGPT API」のご紹介
日時:2023年5月31日(水)12:00-12:30
詳細は以下よりご確認ください。
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